
甲革とソールをマッケイミシンで直接縫い付ける。グッドイヤー・ウェルト製法に比べ構造が単純で、やわらかく仕上がる。また、グッドイヤー・ウェルト製法に対して軽量化が可能で、廉価化が可能である。主にビジネスシューズなどに用いられる。
<長所>

グッドイヤーウェルテッド製法より製造コストが安い。

比較的に軽く作れる。

構造上、薄く柔らかい革を使用できるため、全体的に柔らかく仕上げることが出来る。

靴底を薄く作れるため、返りが良い物が多い。

通気性はよい。
<短所>

中物がない分、クッション性に乏しい。

靴底に縫い目があるので、水が浸入しやすい。ただし、縫い目を接着剤で塞いで、それを防いだものもある。

全体的に薄い造りのものが多いため、堅牢性に乏しく、型崩れしやすいものもある。

長時間の歩行は疲れやすいといわれている。