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<革製品のメンテナンスについて>
去った2009年6月に「感動品質を目指して」をテーマに皮革メンテナンス工房を開設して早、半年が過ぎようとしています。 正直言ってこの福井県(北陸)に革製品の需要がどのくらいあるのか私自信、半信半疑の状況でスタートいたしました。弊社が、なぜ皮革メンテナンス事業に乗り出したのかは、2つの理由があります。 1つ目は次世代の開拓にあります。現在、衣類クリーニング需要は全国的に年々低迷しています。平成4年バブル期当時は8400億円の市場があったクリーニング業界も現在は4000億円を割ろうとしています。 今まで、クリーニングの一番いい客層であった50代の人達が退職を期に 1番クリーニングから遠ざかってしまっている現象も起きています。 又、100年に1度の景気低迷にともない、お客様がクリーニングにかける消費量がここにきて一段と落ち込んでいます。 クリーニング業界も、個々の技術開拓や低価格サービス等、あらゆる方法で競い合っている現状です。 一般のクリーニング店での受け入れでは、これから先、お客様に満足して頂くことに不安を感じ、この事業を開設することにしました。 2つ目は、福井県(北陸)の気温・湿度にあります。皮革は、たんぱく質の固まりで気温・湿度の高い所には、環境に適合しません。 しかし、福井県(北陸)の方はとてもファッション性に高い地域性を持っています。 よく回りを観察して見ると、ブランド鞄や高級靴などを使用している方をよく目にします。 ファッション化している現代、皮革製品を使用しているお客様は幅広い年代の層にいます。革製品のメンテナンスの情報を知らないことで、まだ使用できる、商品でもタンスや靴箱に眠ってしまうとゆうことも、多いのではないでしょうか? 私の知人もいくつかの革製品の鞄・靴を持っていますが、何年かすると革特有のしなやかさや、染色劣化がでてきて、部屋の片隅に何年も放置してあります。 放置すればするほど油脂分が抜けてカチカチ状態になります。商品はまだまだ新しいのに、メンテナンスの処理する方法が分からずに、もったいないことになってしまっています。 皮革は年数が、たてばたつほどメンテナンス方法で購入した時より商品の風格がでてきますので簡単には廃棄処分はしない方がいいと思います。 そう考えると2つ目はエコ運動が理由になっているではないでしょうか。 おかげさまで、 ここ数ヶ月の間で弊社に持ち込まれた靴や鞄は総数1,000点ほどの商品が集まりました。1点1点にかける処理時間は一般クリーニングの何十倍にもなりますが、商品が蘇えった時の、お客様の反応にとても勇気付けられています。まだ始まったばかりの事業ですが、レザーリペアでしかできないお客様サービスを考えていきますので是非1度ご利用ください。 |